美味しいタケノコの見分け方
美味しいタケノコの見分け方をご紹介します♪
月に旬をむかえる野菜のよしあしを見分けよう
若葉の緑も次第に色濃くなってくる5月。
フキなどの山菜や、スナップエンドウなどの豆類が食べごろをむかえます。タケノコなど、いまの季節でしか味わえない味覚もあります。旬の野菜は栄養を蓄えてとくに美味です。
おいしくて新鮮な野菜は「見た目がきれい」で「ツヤがある」ことが共通しています。ぜひ選ぶ際に気をつけて見てください。
新鮮でおいしいタケノコの特徴
①切り口が白くて、みずみずしいもの
切り口が白いものが新鮮です。茶色く変色しているものは鮮度が落ちています。
②皮の色が薄黄色で、ツヤがあるもの
皮の色が黒ずんでいるものは収穫してから日が経ってしまっています。皮が薄黄色でツヤがあり、しなびていないものを選びましょう。
③ずっしりと重みのあるもの
持ち上げたときにずっしりと重みのあるものを選びましょう。時間が経つと水分が抜けて少し軽くなってきます。
タケノコは鮮度が落ちるとエグミが強くなってしまいます。購入したらすぐにアク抜きをすることが鉄則です。
保存する際には皮つきのまま先端を斜めに切り落として、切り落とした部分から垂直に切り込みを入れます。そのあと、米ぬかと唐辛子と一緒に1時間ほど茹でます。火を止めたら鍋ごと冷まして皮をむき、水に浸して冷蔵保存します。1週間程度なら日持ちします。
編集協力/DECO
佐藤正光(まさみ)さん
有限会社エムズフード代表。横浜市中央卸売市場・南部市場で野菜の卸しに携わる。全国のスーパーや八百屋、コンビニ、レストラン、大学、病院などに新鮮でおいしい野菜を届けている。